世帯分離

家族4人で過ごしてる家とその祖父母の親世代が同居していても、住民票の世帯を分けることを世帯分離と言います。この二世帯は生計を別にしています。


世帯分離をすることで、

・後期高齢者医療保険を軽減できる

・介護保険料を軽減できる

・高額介護サービス費を軽減できる

・高額医療費を軽減できる

などのメリットを享受できます。

上限額等は以下の厚労省のHPで確認してください。

ああまり聞きなれない高額介護サービス費は、ひと月に払う自己負担の上限を超えた場合に、超えた金額が利用者に還付される仕組みです。所得が所得が低い人ほど、上限額が低くなっています。

ただし、デメリットとして

・74歳以下の国民健康保険料が増える可能性がある

・前述の高額介護サービス費の世帯合算ができなくなる

などが挙げられます。

国民健康保険料は、負担上限額が決まっているので、世帯を分けることで負担額が上がってしまう可能性があります。

また、高額介護サービス費や高額介護・医療合算制度は同じ世帯で介護や医療の費用を合算するので、子供世代の家族が病気になった時には不利に働くことがあります。


介護費用を安くしたいというだけで、安易に世帯分離することは避けたいところです。



TRI-WOOD 介護・終活支援事業部

TRI-WOOD 介護・終活支援事業部は、介護施設や事業所さんと利用者さんと利用者さんのご家族のお手伝いをします。 見守り、レクレーション、コンサルティングの3分野でお役立ちします。 独立系ファイナンシャルプランナー(FP)の事務所でもあり、終活支援も行っております。 保険の見直し、住宅ローン、相続・遺言、終活とあらゆる相談にお答えします。 エンディングノートなど各種セミナーも行っております。

0コメント

  • 1000 / 1000